発達障害ライフ

発達障害当事者が体験や得た知識を書いていきます

発達障害と習熟の遅さ

発達障害という名前のとおり、主に脳や精神的な発達・習熟が遅い点が当事者には多々見受けられます。仕事・恋愛・友情・勉強などのあらゆる物事においてそれが影響します。 「高校生にもなって or 大学生にもなって or 大人なのに〇〇もできないのか」と言わ…

仕事のマナーや話し方で悩んだ時に参考になる本

今回は仕事の場面や日常の場面でどのように振舞えばいいのかわからなくて悩んでしまっているときに参考になる本を紹介します。 「お仕事とマナーのコツ」は、あいさつのしかたから出社と退社のルール、指示の出し方、上司や後輩との接し方までかわいくわかり…

アスペルガー障害を深く理解したいときにオススメの本

アスペルガー障害とはどのような障害なのか、どのような特性があるのか、障害によってどんな不適応を起こしてしまうのかその種類とその対応策と、アスペルガー障害者をどうやって支援していくのかについて章ごとに分けて詳しく書かれている本です。 アスペル…

就活をする発達障害の人にオススメの本

私、相田コナが大学4年生の就活の時に読んで参考になった本を紹介します。 「発達障害の人の就活ノート」は、アスペルガー症候群・ADHD、学習障害・高機能自閉症などの発達障害の人たちに向けて書かれた就活ガイドです。障害者専門の人材紹介コンサルタント…

発達障害・メンタルヘルスについてのわかりやすいサイトの紹介

発達障害やメンタルヘルスに関する情報を知りたくて、例えば「発達障害」で検索すると色々なサイトが出てくると思います。たくさんありすぎて「わかりにくい……」や「これは正確な情報なのだろうか……?」と戸惑う場合もあるでしょう。 その場合、ドメインが「…

発達障害当事者の就労体験談

僕、北田シンの就労の体験談を書いていきます。成功例をあまり体験していないので、反面教師及び当事者の方々が就労の際にどのように工夫・改善してみたらよいのか考える参考にしてくだい。 ・発達障害無自覚時代(学生バイト~成人後数年)) 僕は元々根が…

自立支援医療について

発達障害の方で、継続的に精神科へ通院し薬の投薬治療を受けている方や、デイケアへ通っている方は自立支援医療制度を利用できる場合があります。 この制度は継続的に精神科治療を受けている方たちの負担を減らすための制度です。通常、病院にかかる通院費や…

発達障害診断のための資料

パソコンのフォルダを漁っていたら、発達障害の診断のときに主治医に提出した資料が出てきました。 診断のための判断基準の一つとしてこういった「発達障害の特性と思わしき体験談」を書き出して印刷して病院などに持っていくと診断の正確さが上がると思いま…

発達障害当事者の勉強や学習について

発達障害当事者は物事の学習の仕方や解釈の仕方が独特です。 特にアスペルガーの場合はその傾向が強く、自分自身もそうでした。 学生時代、勉強をするうえで習った項目の説明に納得がいかないと、納得いくまで足踏み状態になってしまい、先に進むことができ…

発達障害当事者の人間関係について

コミュニケーション力や様々な特性の問題から、家族・友人・恋人・学校・社会など全ての人間関係で苦労するのですが、当然ながら多くの人間は発達障害がどういうものなのか詳しくないですし、理解できる人や理解しようとしてくれる人も限られてきます。 その…

発達障害の特性による困りごとの対策

・過集中 発生しているときは周囲の音・声などをあまり認識できなくなってしまいますが、過集中が発生している媒体や、超近距離での音・声は反応しやすいので、携帯電話や目覚まし時計を近くに置き、過集中を停止したい時間に合わせてアラームをセットしてお…

発達障害の自覚と工夫改善について

一般的に、発達障害というとマイナスなイメージを持っている人たちもいます。親族や友人、同級生や同僚などの身近な人間に当事者がいて、発達障害者の障害の特性により迷惑をかけられてしまって嫌悪しているという方も少なくはないです。 しかし、多くの場合…

雇用の選択肢、クローズとオープンとは

発達障害当事者の就労はクローズ(障害があると告知せず隠して一般枠で働く)とオープン(障害を会社に告知して、理解と配慮を受けながら障害者枠で働く)があります。 それぞれのメリットとデメリットを挙げると、 クローズのメリット・同僚に発達障害がある…

発達障害の診断をされた方へ

発達障害の診断をされた方へ。 発達障害にはアスペルガーやADHDなどいくつかの種類がありますが、まずは ・障害者手帳の申請をするかどうか ・障害年金の申請をするかどうか ・通院や薬が継続して必要な場合、自立支援医療制度を受けるか否か この3点が…